<イヤホンとかで音楽を聞きながら自転車に乗るのは実は条例違反なので気をつけて下さいね>

「道 」

中学生は小学生の延長。

そう思われるエピソードをひとつ紹介しよう。
あれは確か中3の夏。中学生ならではのモヤモヤとした煩悩を炸裂させつつも、日々我々が取り組んでいたのは「毎日違う道を通って学校から帰る」というミッションだった。
しかしながらそこは田畑を中心とした、バラエティに乏しい田舎道。あっという間にルートは尽き、最後は「川の中を歩いて帰る」という愚行にでる。同じクラスの女子もあきれ顔。

それから30年近くたった現在。
日々の移動は徒歩か自転車。通いなれた場所に行くにも、なるべく同じルートを通らぬよう精進する日々。
特別な理由があるわけではなく、単なる性癖だろう。
これは東西南北を把握しておきさえすれば、基本迷うことのない洛中ならではの芸当かもしれない。

他の場所では「だいたいわかった」と言って、かなりの確率で迷います。